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2018年4月2日月曜日

庚申塔建立の縁起

見出しのような書類が出てきました。これには発起人や、賛同者の名簿などが書かれていました。
庚申塔は60年に一度巡ってくる庚申の年に建立される記念碑のようなもの。

昭和55年(1980)が庚申の年で、この年に広瀬においては2基目ととなる庚申塔が建立されました。では一つ目はいつだったのかと調べてみたら江戸時代の宝暦2年(1752)に建立されていましたが、この年では60年周期で巡ってくる庚申の年とずれが出てしまいます。しかしこれは何かの理由があったのでしょう。

庚申塔建立の縁起と書かれたこの文書には庚申塔建立についての収支も残っていました。
それによれば庚申塔自体は石とこれに彫る字の彫代も含めて25,000円程で済んでいます。
あまりの安さにチョット驚きですが、今から三十数年前の相場はこんなものだったのでしょうか。

次の庚申の年は2040年
果たして22年後の庚申の年、この時、前回ののように皆が纏まって、新しい庚申塔を建立出来るのでしょうか。
<庚申塔建立の縁起のpdfファイルはこちら>

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