ページ

2017年8月29日火曜日

広瀨五百年部落史

2000年に、今は故人となられた杉山久夫さんが著した「広瀨五百年部落史」は久夫さんが40年間にわたり調べてきた広瀨の歴史を一冊の歴史書に纏めたものでした。これがなかったなら、今現在、自分たちの住むこの広瀨という地区の歴史を知る人は誰も居なくなっていたことでしょう。発行時に、その時にはまだ存在していた「広瀨報徳社」の社員全戸に配布して頂き、各戸にあったはずですが、発行から17年が過ぎ、果たして現存しているものが何冊あるのか?と不安にもなります。
自分の所にはしっかりと残っていますが、これとて一代変われば古紙として処分されてしまう運命なのかも知れません。これはどこの家でも同じような状況なのでしょう。
久夫さんはこの本を図書館にも寄贈していると思いましたが、どうなのでしょう。 いろいろとこの保存法を考えた末、いっその事裁断してスキャンし、デジタル化してしまおうと思いましたが、裁断となると本としての価値は無くなってしまいます。しかし、将来捨てられてしまう運命ならば、今のうちに永久保存できる形にした方がいいだろうと判断し、思い切りバッサリと裁断しました。 
10ページ分くらいづつに手で引きちぎり、これを家にあったディスクカッターで背になっていた糊の付いた部分を切り落とせば裁断は完了。後はこれをスキャンするだけです。しかし我が家のスキャナーは何枚もの原稿の裏表を連続してスキャンするような高機能な物では無いので、一枚一枚裏返しながら裏表をスキャンします。それでもカラーでは無く、グレースケールでのスキャンなので思ったほどの時間は掛からずに完了しました。後はこれを複数ページのpdfファイルにして保存すれば完了。出来上がったファイルは早速広瀨アーカイブスのデータベースにアップロードし、これにて一件落着。
このpdfファイルはブログ右サイドバーのリンク2,広瀨データベースの中にあります。各種のファイルが各カテゴリのフォルダに分散されていますから、探してみて下さい。
広瀨アーカイブス → その他資料 → その他(この中)

0 件のコメント:

コメントを投稿