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2018年1月16日火曜日

山茶花


広瀬地区の女性だけで昭和34年に発行された「山茶花」という文集があります。我が家のリフォームに伴う片付けの中で偶然見つけたものなのですが、これを読んでみるとこの文集に投稿した方は既に殆どの方が他界されており、今は亡きこの人達が、女目線でのその当時の問題点や、家庭内の問題、子どもの教育に関わる問題、また、これからの時代への希望など、かなり思い切った意見を述べています。

この文集に刺激を受け、平成15年に「広瀨洒落倶楽部」で発行したのが「平成版 山茶花」でした。この発行までには十分な時間を掛け、まず昭和34年版の山茶花を広瀨の全戸数分コピーをとり、これを配布して読んで貰った上で、平成版「山茶花」への投稿をお願いしました。平成版の山茶花は女性に限らず老若男女問わずの形で進めました。最終的には、当時広瀨の全戸数68戸の中から40数編の原稿が寄せられたのですから、一つの事業としては大成功だったと思います。自分たちの母親が残した文章を読んで、平成の時代に生きる自分たちも次の世代に言葉のタイムカプセルとして今度は自分の子どもや孫達に残したいとと思ったのでしょう。
昭和34年版「山茶花」

平成15年版「山茶花」




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